新宿二丁目の今と昔.jpg

月日が流れるのは本当早いわー。
6月もあっという間に過ぎて今年ももう後半の7月!
夏本番ね。

もうかれこれ15年、新宿2丁目と共に生きてきたあたし。
ふりかえればこの街は竜宮城かって錯覚しちゃうくらい、
時間の流れを忘れさせる魔法に満ち溢れてるわ。

まあ、お肌年齢まで止めてくれないけど(笑)
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最近はテレビや雑誌で取り上げられて、2丁目も全国的に注目されてるみたいね。

15年前、初めて2丁目に足を踏み入れた時のことは忘れもしないわ。
二丁目だと同性カップルがアタシ彼氏います!
なんて堂々と手なんか繋いじゃったりしても周りは気にもかけないんだけど、
そんなオカマ同士だって二丁目から出て行くあたりになると
自然と手を離して歩くカップル(笑)を見て、
 生まれてから親にも言えなかった
セクシャリティをそのまま受け入れてくれる唯一の場所発見!! 
ってな風に感動したものよ。

あれよあれよという間に色々なお友達ができて、
色々なバーへみんなで飲みに行って、気が付けばお財布はスッカラカン(笑)

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2丁目ではゲイバーで働くスタッフを店子(ミセコ)って呼ぶんだけど、
ある時友達から、
店子になればお酒を飲みながらお金も稼げるから一緒に働きましょ!
 辞めたきゃいつだって辞められるわよ!」
なんて誘われて、勢いで店子になったあたし。
お店のママは(自称)新宿美人ママ。
お客さんにも色々な人がいたわ。
例えば、いつも汚れたシャツに便所サンダルを履いて、
片手に紙袋を持ってるから、
知らない人にはオカマの路上生活者さんと間違えられてしまうけど
毎夜どっかの売り専の子と飲みに来る御曹司。
二丁目の名物ママや、
他店の仕事終わりに朝方呑みに来て、
夕方まで飲んでそのままお店に出勤する不眠ミセコ。
人生色々経験し過ぎた悟りミセコ、
テレビで見たことのある芸能人やそのプロデューサー
医者や弁護士がいるかと思えば、
プー太郎君や学生さんも、
ホスト狂いの風俗嬢が傷を癒しにゲイバー狂いになったりとかなんなかったりとか。
何年経っても日本語が全く覚えられないイギリス人とアメリカ人の酔っ払いゲイカップル。


話せばきりがないけど、
そんな普段接点の全くない者同士がゲイバーで時間を忘れて歌や踊りのドンチャン騒ぎ。
あら、ミセコって職業はパラダイス、なんて思ってたら……
名作女帝に憧れてか、
ミセコ同士がお客さんの取り合いをしたり、
見栄の張り合いをしたりでギスギス。
他店同士の派閥やら上下関係に疲れて1度か2度、
トンズラしたこともあったけれど、今となれば笑い話。
2丁目だからこそ出逢えたであろう人々との交流は本当に貴重だったわ。
昔の写真を見て感傷にふけっていられるのは束の間、お肌の張りが時の流れを教えてくれるわ。
 あたしがミセコをしてた時期と比べると、お肌だけじゃなくて2丁目も色々変化してるわ。
まず、昔から外国人旅行者は多かったけど、
明らかに毎年増えてるから英語を覚えたい勉強熱心な方なら、
ゲイじゃなくても2丁目はオススメよ!


出たての頃はゲイが大半をしめていたけど、
新宿2丁目も今や多様化してて、
性別も国籍も年齢も着てる服もみんなバラバラ。
でも、争いは全くなく、否定し合うこともなく、
ワイワイガヤガヤ仲良くお酒を呑んで遊びまくってるわ。
地元で同じようにおねぇ丸出しで遊んでたら、
家族に迷惑かかっちゃうし、
近所のおばさんたちの噂の種になっちゃうけど。
新宿2丁目に限らず、
自分を偽らずそのままでも変わった人に思われない街が
他にあればぜひ教えて是非教えてほしいわ!
しかも仕事にもありつけたら最高だけど(笑


未来の彼氏と仕事を見付けにレッツゴーするわよ!

それではおさらいで、
歌舞伎町はホスト、
銀座はホステス、
新宿二丁目は店子(ミセコ)よ!